おぼえていますか #16

 

私のブログ誰か見てくれていますか 見てくれていなくても書きます。

 

やっぱりお金がないこととうつは関係していると思った。ケーキ売るバイト辞めてからお金がなくてお金をほんの少し使うだけでも罪悪感があった。ラクマでいらないものと本当は大事だったものを売ってお金を貰っていた。でも、それはお金を稼いでいるのではない。物々交換でお金を貰っているだけだ。なので林檎ちゃんのライブもサダヲさまに会えたのもクドカンのロミジュリ観れたのもなんとなく罪悪感があったんだ、たしかにあったんだ。楽しいことをするにはつらいことをやらないといけないのに私はそれを忘れていたんだ。逃げていたんだ。今でも逃げる気満々だけどとりあえずバイト応募した。えらい。

 

バイトをしていないので考える時間だけは多いのだ。あと今春休みなので馬鹿みたいに時間がある。春休みの期間、約一ヶ月間色んなことを考えた。今までの後悔、これから先の不安、好きな人のこと、これ以外にもいっぱいいっぱい考えたんだ、多分。忘れっぽいので忘れてしまったが。とにかく自己嫌悪がすごかった。はやく死んでしまいたいし全てを辞めたかった。なかったことにしたかった。死ぬ勇気なんてないので死ねなかった。結局テレビ見たり映画観たり本読んだり音楽聴いたりしていた。SuperflyのGiftsという歌を知っていますか。NHKの合唱コンのために書き下ろされた歌だそう。私がやばいときによく聴いていた歌。悩んでる人の歌。歌詞の一部を引用しますが「あぁ 聴きたい 歌や 声が あるから あぁ 泣いた 本や 映画が あるから あなたを導く夢はある 照らしてみせてよ」というのがありこれが泣けて泣けてしょうがなかった。全ての歌詞が素晴らしいけれど私はこの部分が一番好きで心を射抜かれた。歌を聴かなくても歌詞だけで泣けてくる。「たしかに、あの小説は大好きだな」とか「あの映画のあのシーンは私にとってとても大事だな」とかきりがないくらいのエピソードが出てくる。全てを諦めてしまったら、辞めてしまったら素敵な体験ができなくなっちゃうなと思った。別にこの歌のおかげで自殺を辞めました〜というつもりはないんだけれど誰かに聴いてほしいと思ったので書きました。いい歌です。本当に。

 

バイト始めるぞ〜となっているのは元気になったからじゃないし生きやすくするための手段でしかないのだが、大学のシラバスを見て「!」となったので今も生きている。去年の4月に入学しそれからふわふわした気持ちで通う馬鹿な大学生なのだがなんと2年生からは受けたい授業があったのだ!入る大学を間違えた、そもそも分野を間違えた、私のような人間が大学にいるべきでないと散々ネガティブ思考な私だったがついにこの大学に入学した意義を見いだせるかもしれないと思った。その授業が思った授業と違う可能性も十分あるけれどそれでも私の希望になったのだ。諦めていた業界に入れるかもしれないのだ。うれしい。うれしすぎる。(まだ履修登録もできていないけれど)

 

とりあえずやるのだ。春が近いから。そういうことにしておく。だましだましやるのだ。私。

 

アイコンきらりちゃんにした。

おわり